何回も見ると、周りを見る余裕も出てきて。

武士の方々がなんやかんややってる時に、後ろで刀を持って座ってる小姓さんの顔とか見て
どんなこと考えてるのかなって思ってみたり。

無門とお国がネズミに会ったとき
画面の右隅っこにちょこっと見える無門の目の表情を観察したり・・・

最後に無門とネズミがずーっと歩いてゆくシーン、
あの二人何か話してんのかなぁ。。とか(笑)

毎回、いろんなことを気づこうとして、疑問や興味がわきます。


海?
エンドロール
海の見える原野、あれどこなんだろう?
大膳が戦から帰る途中だから、伊勢と伊賀の境だとすると、海ないよね?


大工は?
京でどうやって食べていくかと聞かれて
「軽業とか」なんて言って「物乞いですか」と怒られてたけど
城を造ってた感じからすると、大工として十分やってけるよね?
無門の身のこなしだとハシゴ登らなくても、
材木もって飛んで二階にあがれるし、すげー大工になれそうじゃん?


「おい、あぶねえだろっ!」
お国に飛んできた棒手裏剣を手でキャッチする無門。
無門にはあたりまえのことだけど、智くんにはできないじゃん(笑)
どうやって撮影したんだろう?
ちょっと気になってます。

あと、「毒だなこりゃ」って言って、ごくんと飲む。
毒だと知った上で飲むんだ!
って、最初びっくりしたけど、よくよく考えると
自分には効かない量だとわかってて、敢えて、飲んだんだ。
こうやって少しづつ、体を毒に馴らして来たんだって思うと、
こんな些細な場面にも、
無門の「日常」の「異常さ」が描かれている気がした。



無門の私物
大工仕事の時に、腰にさげてる手拭いがめっちゃ汚い。(笑)
もともと何色だったんかな。って思ってたから
小屋に紺色が干してあって。
2枚あるんだ! ちゃんと洗ってんのね。

大工仕事の時、腰の右にぶら下げてた竹水筒
京に逃げる時にもちゃんと、箱笈にぶら下げてた。
それにしても、荷物すげー少ない。
箱笈の中、お国の着物くらいしか入ってないんじゃない?


忍び装束
いつも上着はポンチョみたいのだけど、下に半ズボンっぽいの履いてた。
「壊れたわ」の時、切られたポンチョはパっと剥ぎ捨てたけど、半ズボンは一緒には剥げないよね?
いつ脱いだのー?(笑)


陣鉢
おとぎ峠で参戦を決めたあと、山の中を走っていくんだけど
いつのまにか、額に鉢巻きしてて、いつしたのか、じーっと観察してた。
ジャンプしてしゃがんだときに、頭の後ろに手をやってるから
たぶんあのときに結んでると思う!

手甲と脚絆はおとぎ峠で逃げる時以外は、大抵してるんだけど
陣鉢だけは、本当に戦うときしかしてない。
平兵衛との川のあと、十二評定を殺しに帰ってきた筈なのに
鉢巻きしてなかった。
お国とのやりとりがある時には、お顔が全部見えるように、してないんだと理解(笑)


無門の小屋の周り
いっちゃん最初に見た時から気になってるんだけど
干してある、野菜? 木? 干からびたほっそいヤツ、何?!

小屋の周りの草がきれいに刈ってある。
無門は自分の為に草を刈ったりしないだろうから
お国ちゃんが着物で歩けるように、いつもキレイにしてるんだろうなあって思うといじらしいぞ!
しかも、ただ刈るんじゃなくて、お花は刈らずに残してるってのが
無門やるな!って(笑)






北畠具教(國村隼)
この人の主君としての有り様に心打たれた。
娘婿が、寝返った元家臣を連れて自分を殺しに来たというのに、あの余裕。
というか、向って来た左京亮に
「腕を見せいっ!」
かっこよすぎる・・・
具教は剣の達人で、何度も左京亮を斬れる瞬間はあったのに煽り続けた。
大膳を引きずりだしたかったのだろうと思う。
信雄が二人をここに連れてきたのは、忠誠心を試すほかにないので
自分を斬らせることで、大膳の立場を守ろうとしたんだよね?
いよいよの死に際に、大膳に言う言葉が優し過ぎて泣ける。
「家臣を持つ身ならば、そのものどもの安念のみを考えろ。」
「今後は織田家と共に生きるのじゃ」
大膳に、
”お前は間違っていないぞ”
”これでよかったのだ”
と、自分を斬った元家臣の心を労っている。
しかし、こんな出来た主君でだからこそ、斬った家臣としては心が傷むんだってばっ!


下山甲斐(でんでん)
テレビで見た史実では下山甲斐守(平兵衛)が織田に寝返ったって言ってた。
よくわからんけど、下山甲斐守は役職で名前が平兵衛だったのかな?
ま、それは置いといて
甲斐は、映画では一見クズに見えるけど
最初の次郎兵衛と無門の「川」が百地と企んだ事だとして見ると
なんとなく淋しそうな表情に見えたりするんだよね。

「このままでは伊賀は滅びる」
阻止する為にはこれしか策がなかった、というか思いつかなかったのかな。
息子を裏切らせるしかなかった。
ある意味、国(伊賀)の為に身内を犠牲にしたことになる。
この人にはこの人なりの「儀」があったのかなと思うと
あの最期は、少し切ない。


織田信雄(知念侑李)
知念くん、ハマってたなあ。。
ボンボンぶりが秀逸だった。
もともと忍者としてキャスティングしてたって監督が言ってたから、
「文吾」の予定だったのかな。
なくなっちゃったのは残念だなって思ったけど、よくよく考えると
文吾って出番も多いし、やることも派手だし、
殺しが大好きって、なんかやな奴だったし・・・
今にしては、信雄で正解だなって思うな。



原作だと、それぞれのキャラが心の中で思っていることが書いてあるけど
映画ではそれがなかった。

一番残念に思うのは
お国が無門に対して感じた驚きや思いが
原作を知らない人々に伝わってない事かなあ。。
(レビューちょこっと読んだ感じでは)