SKYWORD 6月号 届きました。(6/2)

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p63 -p66
Oh My Journey ~旅の途中~
大野智


早々に売り切れたみたいで購入できなかった方もいらっしゃるかも・・・・
なので、内容少し抜粋しておきますね。


真面目だけど堅苦しくはない文章で、ライターさん目線の言葉の選び方が素敵だなと思いましたが、流石に全部書くわけにはいかないので、智くんの言葉部分を中心に、所々拾ってみます。

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この日も朝早くからCMの撮影でスタジオに入っていた。
「お疲れではないですか」と尋ねると、
「いえ、全然。大丈夫です」と、優しく微笑む。

大野さんにとって、”嵐”は母体という感覚だと語る。
「僕のなかでは俳優業は、気分的には出張に行ってきます、という感じに近いのかな。もちろん現場は楽しいし、面白さもある一方で、どこかなりきれないな、と思ったりもします」

「役づくりということが僕にはよくわからなくて、現場に自分の演技プランを持っていくことはないんです。セリフは入れていきますけど、その場で自由自在に動ける態勢でいたい。監督の指示を受けて瞬時に対応したいというのかな。現場で初めて湧く感情や感覚を大切にしたいと思っているんです」

「難しかったのは監督から『役をつくりすぎず、普通にそのままやってくれ』と言われたこと。自分のなかでしっくりくるまで時間がかかりました。監督は『映画怪物くん」で組ませていただいたのですが、ああいった個性的な役柄ならむしろわかりやすいけれど、そのままで言われてしまうとね。無門の飄々としたところ、僕自身にもそういうイメージがあるのかな(笑)」

「普段のいつも通りの生活をしていたら役に入りにくいですし、ストイックに制限しないと、僕は頑張れないんです。(中略) 無門の場合も、奥さんはいるけれど、幼い頃から”忍び”として生きざるをえなかった、哀しい宿命を背負った孤独な人だと思ったんです」

スカイワード66(143x200)

デビュー以来、ずっと追い風に乗ってきたイメージがあったが、実のところはグループとして、なかなか方向が見出せない8年ほどの年月があったという
「そのときどきに、いろいろな葛藤が常にありましたね。リーダーとして何をしてきたわけでもなくて、いつもほかのメンバーの4人が僕を守ってくれた感じがするんですよ」

ハワイの地で15周年の大規模なコンサートを行ったとき、その思いが溢れ出た大野さんは、ファンやメンバーの前で涙を隠さなかった。
「うん、なんだかやたらと・・・・・泣いてたかもしれません(笑)」

数々の絵やオブジェを創作し、いまや現代美術家という ”顔” も知られている。
「自分で満足がいかないと、人から褒められても嬉しくないし、納得できなかった。完璧主義で、20代はずっとそうでした。ただ、30代に入ってから一生懸命やったのであれば、理想と違ってもいいや、というふうに変わってきました。いい意味でゆるくなったんでしょうね」

寛げる時間を尋ねると
「そうだなあ、友達と過ごす時間かな」と答える。
「20歳の頃知り合ったかた、波長が合うというのか、喋らなくても苦ではないから気を使わなくてもいい。親友を超えたような存在というか、そういう人が一人でもいるなら、人生は十分だな、と思うんです」

「先がわからないときもあったけど、続けてきたことが、結果、よかった。これからもあまり考え込まず、前を見て今を一生懸命生きていれば何かが変わっていく、そう思っています」

どこまでもまっすぐな目で言った。



智くんの言葉もライターさんの色に寄ってるというか
「賢そうな」文章になってる気がしました。
決して智くんをバカにしているわけではなく
この無駄のない文章からは
私の知っている、
たどたどしいながらも自分の思いを伝える為に、ひとつひとつ言葉を選びながら語る智くんとは少し違う印象を受けるなって意味です。
バラエティーの智くんしか知らない人が読んだら、
「こんな面があったんだ」って意外に思うかもしれないし
知らない人がコレ読んだあとにTVの智くんを見たら、これまた「え?」って驚くかもな、
なんて、思ったり。

どちらにしても、短い中にぎゅっと智くんの魅力を詰め込んである、深みのあるいい記事だと思いました。

売り切れなのが本当に残念です。
どうか再販されますように・・・


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