ASIAN POPS MAGAZINE 120号
ASIAN POPS MAGAZINE 120号
2016.2.24(水)

Pick Up Spring Drama
大野智主演「世界一難しい恋」
interview 櫨山裕子プロデューサー


【抜粋】
演じるのは誰かというのは、大きなポイントですね。
大野くんという名前は、金子さんから出た名前でした

オリジナルということで、撮影しながら書き進めていく感じですか。
そうですね。進めながら、戻りながら(笑)・・・
まず、大野くんが演じる鮫島が、一見カッコよくて全てを持っているように見えて実は恋愛に苦労している男という設定は、すんなり決まったんです。その後に、ではどういうキャラクターにするかという部分でかなり練りましたね。  (中略)    ゼロからのスタートですから、大変です。

たまたまラジオでロシア大統領のプーチンと仲のいいジャーナリストがインタビューされてる番組を聞いていて、アナウンサーが「プーチンは笑うんですか?」と聞いたら、大真面目に「笑うこともあります」って。これだ!と思ったんです。それで、金子さんに「プーチンてどう?」(笑)。
それでピンときたみたいで、面白いものを書いてきてくれました(笑)。
あと、ラブコメディですけど、ベタベタなラブではなくて、ラブを通して鮫島が成長する物語にしましょうと。
そうしたら、金子さん、「恋は人を変にする」って言い出した(笑)。
そうやって試行錯誤しながら、では相手役を誰にするかとか、周りを作ってていっている感じですね

自分が何を求められているのかというの捉えるのがすごく的確なのだと思います。
大野くんの中で、「できない」はないんじゃないでしょうか(笑)。
そもそも自分からこうしたいとか、これをやりたいとか言ってこられた記憶がない。でも周りが勝手に彼にいろんな期待や欲望を抱いて、彼はそれを無心に受け止めてやり遂げていく。そんな方だと

この役をやりたいとか積極的に言ってくる人はいるのですか。
はい(笑)
そういうやり方も良しと思いますが。大野くんは珍しいです

イケテル男で全てを持っているのに女性が去っていく、という役は、表現するのは難しそうですね。よっぽど、欠点かあるということですから・・・。
でも、大野くんて、何をやっても嫌われないというか、可愛いところがあるので(笑)。
ですから、そこはまじめに嫌な奴をやるほど、笑いになると思いますね

波瑠さんのキャラクター設定で、こだわった部分はどこなのですか。
正論を言う人・・・つっかかるのではなくて、上司に対して静かに正論を言う人。
多分、歳の差は実年とは逆。つまり、波瑠演じる美咲の方が大人かも(笑)
 
大野さんはカッコつけるのが嫌いみたいですよね。
そういう  ご意見ご要望のお手紙がいっぱい来てます(笑)。
この人はなんてみんなに心配される人なんだろうと(笑)・・・
『大野智〇〇問題』というのが色々あるらしくて。
「ラブシーンはあってもいいですけどちゃんとやってください」とか、
「こういうことやらせないでください」とか…

私はイケテル社長としてカッコよくやっている部分とそうじゃないダメな部分のメリハリが大事だと思います。
カッコいいだけでもダメで、大野くんのコメディとしての資質を楽しみにしている人もいると思うんです。
『怪物くん』の時に、ダメダメの部分とカッコイイ部分のふり幅の広さは目の当たりにしているので、金子さんに大
野くんでと言われた時に、私もぴったりだと思いました。

『怪物くん』といえば、映画版のロケでインドに行った時、毎食毎食カレーで、さすがにみんな嫌になってくる中で、大野くんだけは、淡々と文句を言わずに、与えられるままにひたすらおいしそうに食べていたのが印象的でした(笑)


大野智〇〇問題ってなーにー?(笑)
私はあのネクタイだけはなんとかして欲しいって思ったけど
ドラマの内容まであーだこーだ言う人がいるのね・・・・

心配なのはわかるけど、あんまり言い過ぎると「大野はめんどくさい」って事になってドラマの仕事が遠のく原因になったりする可能性もあるんじゃないかなあ。。。
過保護になりすぎて、彼の仕事の幅を狭めるって事にならないといいけど。

って思うのも過保護か(笑)

金子さんの「恋は人を変にする」って言葉、ドラマへの期待が高まるわ~