FLIX 12月号 (2011.10.21発売)
誰もが賞賛する”完璧”なアーティスト大野智 

皆さん仰るように、素敵な写真がいっぱい~!
どれもこれもカッコよくて悩むけど、
私は、イスの背もたれの上で両手に頭乗せてるの(P7)が好き!

テキストもあれこれ、言うとこ、あまりないけど・・・
「おお」って思ったとこ、ひとつ抜粋。

彼が芝居の場で見せる姿だけではなく、嵐としてステージに立ち、歌い踊る姿からもやはり ”完壁” という言葉が浮かんでくる。そのパフォーマンスは見る者を魅了し、誰もが惜しみなく称賛するほど。その完璧なまでのクオリティを持っているのは彼が備わっている天賦の才を存分に発揮した結果なんだろうと感じていた。
しかし、それに言及しようとすると彼の口から意外なことが語られた。
「わかんない(笑)。 みんなに評価されてるのかどうかもわかんない。 いや、単純に自己満足ですよ。 自分が納得すればそれでいいだけで、評価されようがされまいが別に気にならない。 僕は自分の中でできていればそれでいいと思ってるから。踊りとか舞台とかもそうだけど、理想の自分が頭の中に出てきてそれになりたいからやる。もともと自分の中にあったその理想に現実的にいけたら、僕はもうそこで満足しちゃうんです。 そういうやり方は昔からですね。
絵がきっかけなのかな。 こういう絵を描けるようになりたいと思って描くことと一緒かもしれない。 何をやるにも自分の頭の中に絵がボンって浮かぶんです。こうなったらいいな~。じゃあ、なろう!って(笑)。 そしてその頭の中に浮かんだものになるまでやり続ける。 その間は失敗だらけですけど。 踊りにしても最初から理想の踊りはできないし、練習の繰り返しですね。でもそれになりたいから練習も苦にはならないです」
ということは、私たちがこれまで見てきたものは頭の中の理想に到達したものだけ? と改めて問い直すと
「そうですね、うん」 
と自分自身にも確認するように即答した。

 言い切った!
そうか、見せてくれてるのは、智くんの中で完成されたものだけって事なんだ。
ちょっと・・・ っていうか、だいぶ感動した・・・
智くんは、自己満足と言うけど、それは、本当の自己満足ではなく、見せる為の自己満足なんじゃないかな。
人を感動させる為にはまず自分から。
自分が満足できないものを見せて、賞賛の声をもらったとしても、自分が納得できない・・・
最近智くんがよく口にする「達成感」 そういう事なのかな。
智くんの、ポリシーはとても素晴らしい。
でも、ファンとしては、完成されていく過程も見たいなって思います。
智くんは嫌がるだろうけど(笑)、


FLIX 2011年12月号
FLIX 2011年12月号